
朝、いつものように電車に乗ろうと駅に行くと
階段の上で、泣きじゃくる小学生の女の子が・・・
電車で小学校へ向かう途中、定期でも忘れたんかな
通りすがりの人たちは、みんな見て見ないフリをして通り過ぎ
女の子はただ泣きじゃくっている
階段を上り切って女の子のところへ行き、声を掛けてみるけど
ただ泣くだけで、何も言わない

まだ保育園のはっちゃんより、ちょっとお姉ちゃんぐらいの年
少し落ち着いたところで、小学校の名前を聞いて、スマホで検索
やっぱり私立の小学校やった
自分の名前も言えるようになったところで、改札横の駅員室に相談
名前と小学校、小学校の連絡先を伝えて、学校経由でお母さんに連絡取ってもらおうと
ところが駅員も、めんどくさいことが舞い込んだとばかりに、みんなで冷たい対応

朝の忙しい時間とはいえ、なぜこの状況でそんなに冷たい態度が取れるかね・・・
明らかにめんどくさそうにしつつも、学校に連絡してくれることに
そんなにイヤがられるなら、とおちゃんが最後まで面倒見たったら良かった
大人と比べて、圧倒的に少ない情報と手段の子供が、独りぼっちで抱える不安は
きっと、大人抱える小さな不安と比べると、計り知れないほど巨大で
大人が手を差し伸べるべき優先順位は、最上位ランクのはず
それでも、その時、手を差し伸べる人はおらんかった

でももし、そこで泣いているのがはっちゃんやったら・・・?
そう思って、とおちゃんが女の子に手を差し伸べさせてくれたのは
はっちゃんのおかげなのかも知れない
はっちゃんのおかげで、とおちゃんはきっと、人間力が一つレベルアップ出来たんやろう


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